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No.3 ミネラルウォーターの原料はどんな水? ~どんな種類があって、どんな違いがあるの?~

ミネラルウォーターの原料はどんな水?

日本は、斜面が急な山地が多く、雨や雪の大部分は地表を一気に下って海に流れ込みます。
そして、その一部が樹木の表面を濡らし、木の葉に溜まり、また一部が地中深く染み込んで、長い年月をかけて砂などをくぐり抜けます。
その後、粘土層や 固い岩盤などにぶつかっては滞留し、その層の上を流れ、土壌の中のミネラル成分が溶かし込まれたり、地層は自然のフィルターになって、ろ過されます。

これらが流れていたり滞留している地下水や、湧き出している水がミネラルウォーターです。

ミネラルウォーターの原料となる水の種類

浅井戸水 比較的浅い井戸からポンプなどで組み上げた水
深井戸水 浅井戸水より深い井戸からポンプなどで組み上げた水
湧き水 地面から湧き出している地下水
鉱泉水 自然に噴き出す地下水が水温が25℃未満、及び鉱物質(ミネラルなど)が溶け込んでいる水
鉱水 ポンプなどで組み上げた地下水のうち、鉱物質(ミネラルなど)が含まれている水
温泉水 自然に噴き出す地下水が水温が25℃以上あり、温泉法第2条に規定される硫黄などの鉱物質などが含まれていて、飲める水
伏流水 河川の流水が透過しやすい地層の下へ浸透してできている水(浅い地下の流水)

湧き水とは?

日本各地の特定の場所で、身体に良い等の効能があり、こぞって湧き水を組んでいる光景みかけませんか?
また、日常的に近所の湧き水を組んでご家庭で使われている方も少なくないのでは。

上記にも記載しましたが、湧き水は地下水が地表に自然に出てきたものです。
湧き水は、山間部に降った雨や雪が、地表を流出せず、山地と平地の境目などから湧き出しています。
また、湧き水に浸食され洞窟ができる事もあるそうです。

湧き水は汲んで持ち帰ることもできますが、あまり大量過ぎると危険です。
天然の湧き水は、何の処理もされていないので時間経つと共に雑菌類が繁殖して、飲用に適さなくなるのです。
そのため、汲んだ場合はできるだけ早く使い切りましょう。

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