No.3 加齢臭はどこから臭う？ ～臭いの出所を知って清潔に保とう～

加齢臭はどこから？

加齢臭は、ずばり皮脂腺があるところから臭います。

皮脂腺は、皮膚の内層にあって、皮脂を蓄積し、毛穴を通じて皮脂として体表に分泌する腺で、手のひらと足の裏以外の全身にあります。
つまり、頭のてっぺんから足のつま先まで、加齢臭というのは、全身から漂うのだそうです。

その中でも特に臭う所は、皮脂腺がたくさんある部分や汗をかきやすい部分だと言われています。
皮脂腺がたくさんある部分は、顔、胸元、背中で、汗をかきやすい部分は、脇の下、頭皮、首筋などでしょう。

そして、最も良く言われているのが、耳の後ろです。
耳の後ろは、皮脂腺が多く温まりやすいのだそうです。
他には、ひたいから鼻にかけてのTゾーン、特に鼻の頭や両脇も要注意です。

臭いチェック！

臭いが気になるようでしたら、まずご自身でチェックしてみましょう。
耳の後ろや、鼻周りの臭いは、無臭の指でグルリと触って臭いを嗅いでみてください。

また、起床時の枕は加齢臭チェックに最適です。
眠っている間に、頭皮や耳の後ろからの臭いは、枕に染み込んでいるからです。

嗅いでみた臭いが、汗の臭いだけではなく、何とも言えない脂っぽい臭いがしたら要注意です。
残念ながら、女性でも例外とは言えません…。

シャワーだけでも皮脂は落ちる！

臭いチェックの結果、どうも怪しいと感じたら、すぐにご自身でケアすることでかなり制御が可能です。

なんと、皮脂は湯船につかったりシャワーを浴びるだけでも落ちてしまうのです。
それに臭いを抑えるボディソープや石鹸を使えば、更にスッキリしますが、週数回程度で構わないそうです。
それよりも、軽く浴びるシャワーの回数を増やし、気になる部分を清潔に保つことが大事なようです。

ただ、そこで注意があります。
頭皮や体など、加齢臭が出てくる年齢は、一般的には皮脂の分泌量が減少しています。
皮脂はそもそも肌を守るバリアの役割があるので、過剰に洗い過ぎると乾燥肌やトラブルを起こしやすくなるのです。
なので、ゴシゴシではなく適度に洗い流す程度を心がけてくださいね。

食生活などの生活習慣の改善はとても重要ですが、こうして加齢臭がしやすい部分を清潔に保つことも対策につながるでしょう。

» コレかうおすすめ加齢臭対策石鹸&ボディソープ