加齢臭グッズTOP > No.2 加齢臭の原因は? ~生活習慣病の予防が加齢臭にも有効!?~

No.2 加齢臭の原因は? ~生活習慣病の予防が加齢臭にも有効!?~

過酸化脂質を作りだすストレスとタバコ

前回もお話ししましたが、加齢臭の原因物質ノネナールは、脂肪酸と過酸化脂質と結びつき酸化・分解されて発生します。

現代はストレス社会で、意識・無意識に関わらず、誰でも多少はストレスを感じていると言われています。
人は、ストレスを感じると白血球内部の顆粒球が増加し、この顆粒球が死んでしまう時に活性酸素を放出します。
活性酸素が体内で増加すると、過酸化脂質も増加してしまいます。
よって、ストレスをためればためるほど、活性酸素が増え、過酸化脂質も増えると言うことになります。

加齢臭の強弱はこの活性酸素の量の差に、大きく関わっているようです。
つまり、ストレスは加齢臭を引き起こす大きな要因のひとつなのです。
自分の臭いを気にし過ぎると、それもまたストレスにつながります。
そのストレスが余計に臭いを強くしてしまうのかもしれません。

また、タバコを吸っても活性酸素が増えます。
タバコは口臭や体臭の原因になるばかりか活性酸素を増やすことで、過酸化脂質を増やし、加齢臭を強める働きを持っています。

脂肪酸を作りだす食生活

日本人は体臭が極めて少ない民族として知られてきました。
それは、低脂肪高繊維質、植物性食品が中心のいわゆる和食中心の食生活だったからです。
ところが、戦後の食生活の大きな変化により、日本でも高蛋白高脂肪、特に肉や乳製品等の動物性脂肪過多の食事になった事で、より体臭が発生しやすい食生活に変わっていきました。

肉類中心の食事をしているとノネナールの要因となる脂肪酸が増加していきます。
加齢臭は食生活にも大きく影響を受けているのです。

生活習慣病の予防で加齢臭を改善!

肉類はもちろん、アルコールも大好き、更に運動不足でストレスも多い生活を送っていると、血管中にコレステロールが蓄積されて、生活習慣病になり易いとされています。
一方、加齢臭は、加齢による体臭の変化もひとつの原因ですが、ストレスやタバコや食生活はもちろん、飲酒、運動不足、不規則な生活などにも大きな関係があります。
こう比べると、生活習慣病を引き起こす原因と、とても良く似ていますよね。

つまり、生活習慣病になり易い生活を送っている人程、加齢臭も強くなりやすい、ということになります。

専用石鹸やスプレーなどでケアすることも大切ですが、身体の内側からのケアも非常に重要です。
内側をしっかりとケアすると、外側のケアが楽になってくるはずです。

そして、自分ができる臭い対策を出来る範囲で実行したら、後は臭いの事をあまり気にしないようにすることは大切です。
そうした割り切りが、逆に加齢臭を抑えることにもつながっていくことになるでしょう。

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