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No.1 ズバリ!加齢臭とは? ~加齢臭のメカニズムを知ろう~

加齢臭とは?

最近は良く意味にするようになったので、既にご存じかもしれませんが…
『加齢臭』とは、重ねていくことによって皮脂から発生する臭いの事です。

2000年資生堂研究所により、中高年特有の体臭の元は、不飽和アルデヒドの『ノネナール』である事が発見されました。
その時に、その臭いの事を『加齢臭』と名付けたそうです。

皮膚を柔らかくしたり、肌の耐水性を保つ役割をしている皮脂には、脂肪酸や過酸化脂質などが含まれています。
『ノネナール』は、この脂肪酸と過酸化脂質が結びつき酸化・分解することによって生まれるんだとか。

脂肪酸と過酸化脂質は、歳を重ねるとともに増えていくそうです。
若いうちは、体内にある抗酸化物質が働いて、増加を防いでいます。
40歳を過ぎると、この抗酸化物質の働きが弱っていくので、脂肪酸と過酸化脂質の分泌量が増加します。
これによって、『加齢臭』が出来上がると言うわけです。
また、肌の表面に付着したバクテリアが発酵してノネナールが発生する場合もあります。

『ノネナール』と言う体臭成分は、脂臭さと青臭さを併せ持っています。
よく『ロウソク』『チーズ』『古本』の臭いに例えられますね。
これらの臭いを『大嫌い』とまで思う人はそんなにいないと思います。
では、なぜ加齢臭は嫌がられてしまうのでしょう。

一説に、若い世代の嗅覚にも問題があるそうです。
嗅覚は3~4歳頃までにほぼ完成されます。
この時期に祖父母と過ごしていると、成人しても加齢臭を嫌がらないようなんです。
昔は大家族で暮らすのが当たり前で、近年は別々で暮らす家族が殆どですもんね。
個人差はありますが、世界的に、日本人はもともと体臭が少ない人種と言われています。
それでも段々と無臭志向の時代となり、加齢臭にも敏感になりすぎている、というのもあるのかもしれませんね。

男女問わず発生する加齢臭

『加齢臭』の原因は、バランスの悪い食事や飲酒、運動不足、ストレス、といった生活習慣病の原因と似ています。
年齢だけでなく、毎日の食生活や生活習慣によっても多大に影響されるそうです。
ストレスを多く抱え、過度の飲酒や食事が偏ってしまうと、老若男女問わず、加齢臭が発生する恐れもあるのです。

そう、『加齢臭』は、オヤジといわれる男性だけではなく、女性にも発生するんです。
中高年になれば男女問わず、元々体臭が薄い人であっても、40代以降の男女の約80%に起こりうると言われています。
しかしながら、女性は、

  • 皮脂の分泌量が男性より少ない
  • 女性ホルモンにより臭いの元になる物質が作られにくい
  • 臭いに良く気を使う

といった理由で、男性より加齢臭の発生が少ないようです。

加齢臭をなんとか出来るようになった現代

『加齢臭』や体臭は、自分自身では臭いそのものを把握できていないことが多いですよね。
例えばワキの臭いは、肌着などの臭いを嗅いだりすれば、どんな臭いがしているのか分かりますが、逆に言えばそこまでしないと自分の臭いは分からないものなんです。

臭いを感じる嗅覚は、目や耳などの器官に比べて疲れやすいと言われています。
嗅覚は数分間同じ臭いをかぎ続けると機能が低下して感覚が鈍ってしまう、つまり臭いに慣れてしまうそうです。
これを『嗅覚疲労』と言います。
嗅覚疲労によって自分の体臭はさらに感じにくくなるので、加齢臭の改善を行うまで至らない方が少なくないようです。

『加齢臭』の臭いは、発見される以前から存在していました。
原因がわからず対処に困っていた加齢による臭いのメカニズムが科学的に解明された事で、対処法が開発され、今や加齢臭を防ぐことは可能になっています。
健康のためにも生活習慣の見直しは大事ですが、まずは即効性のある加齢臭対策グッズを活用すれば、臭いの心配をせず快適に過ごせる事と思います。

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