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No.3 妊娠後のお腹ってどんな感じ? ~体重増加の大事な理由や産後のお腹も知っておこう~

お腹のサイズと体重の変化

お腹が目立つようになる時期は個人差がありますが、5ヶ月を過ぎるとアウターの上からでも何となくわかってくるようになります。
身体全体にお肉がつく肥満によるもの違い、前へグンとせりだしてきます。
サイズで表すと、出産までの間に、ウエストで平均約23cm、腹囲(お腹のへそまわり)で約20cmアップします。

一方、体重ももちろん増えていきますが、下記のような増加の標準的なボーダーラインがあります。

やせ気味の方:
約11~13kg以内
標準体重の方:
約7~10kg以内
ぽっちゃりの方:
約5~6kg以内

というのも、赤ちゃんが育つためには、ぽっちゃりママが必要不可欠なんです。
脂肪がつきやすくなるのは、成長ホルモンに近い種類のホルモンが分泌され、体内に脂肪を貯える働きをもっています。
これは、食料が乏しかった時代に、ママが栄養を摂れなくても胎児に栄養を供給できるように人間に備わった、動物本来の自然な力なのだそうです。
また、お産の時の出産に備えて、体内の血液の量も増加します。
そして、赤ちゃんに欠かせない羊水や赤ちゃん自体の成長で、物理的な理由でも体重は増えていきます。

しかし、安心してばかりはいられません、体重増加には『良い加減』が必要なようです。
ぽっちゃりが過ぎると、産道に脂肪がついて狭くなってしまい、赤ちゃんはスムーズに出てくることが難しくなってしまうのです。
すると、お産が長引いだり、産道周囲の組織が傷付きやすくなったりと難産になり、母子ともに危険が伴ってきてしまうのだとか。
他にも、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などを引き起こす原因にもつながってしまいます。

妊娠中の内臓

子宮が大きくなると、膀胱は下へ、胃は上へ、大腸や小腸、肝臓は後ろや横へ押し出されてペッチャっとなってるそうです。
圧迫された内臓たは全力が出せず、今までと同じ生活をしていても疲れやすくなったり、不調を感じやすくなることも多くなるでしょう。
少しでもその働きを助けるために、冷え、疲れ、ストレスは大敵です。

足湯(特に朝の足湯)、梅干しや青汁やお味噌汁などアルカリ性の食品を食べる、リラックスタイムを設けるなど、内臓へのケアもしてあげると良いですね。

産後のお腹は大事な分岐点

産後、骨盤の動きは柔らかいそうです。
出産時に広がった骨盤をしっかり締めるチャンスと言えるでしょう。
このチャンスを逃すと、妊娠中に圧迫されていた内臓たちが広がった骨盤の中に落ち込んでいく可能性もあるのだとか。
そう、ポッコリお腹や、お尻や太もものサイズアップの原因につながってしまうかも。

とはいえ、更年期障害にも影響すると言われている産後の安静は大事です。
大きくなった子宮が収縮するのを待って、1ヶ月検診が終了し問題がなければ始めましょう。
その時期から始めるのが最も効果的なのだそうです!
その時がきたら、エクササイズや骨盤サポートを使って、ゆっくり慌てずに引き締めて行きましょう。

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