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No.3 神戸からの贈り物! ~阪神・淡路大震災から学ぶ役に立ったグッズ~
震災の時に役に立ったグッズベスト20
- 1位 懐中電灯
- 2位 食料品
- 3位 ラップ
- 4位 ビニール袋
- 5位 小型ラジオ
- 6位 トイレットペーパー
- 7位 電池
- 8位 ウエットティッシュ
- 9位 手袋・軍手
- 10位 小銭
- 11位 使い捨てカイロ
- 12位 カセットコンロ
- 13位 下着
- 14位 薬
- 15位 紙コップ
- 16位 飲料水
- 17位 アルミホイル
- 18位 紙皿
- 19位 生理用品
- 20位 帽子
なかなか入手困難になったもの
日常的な品でさえなかなか手に入らなかった中でも、特に下記のものは入手困難だったそうです。
- 赤ちゃんのミルクやおむつなど
- 持病のある人の薬など
- 家庭で必要だった介護用品
- アレルギー体質のための食品やグッズ
しかし、ベスト20をみると、ほとんどが家にあるような身近な物ですね。
以前、実際に体験された方に聞いた所、まず一番に必要なのは『靴』とおっしゃっていました。
早朝の震災だったこともあって、睡眠から目覚め慌てて逃げる時にとても大事だったそうです。
それからしばらくは、枕元に靴を置いて眠る毎日だったとか。
それから、すぐに飲み物確保を思いつき、近くの自動販売機を回ったのですが、既に完売でかなり焦ったそうです。
日ごろから、備蓄水の準備は必要だということを教えてくれました。
身近なグッズを工夫して役立てよう
まず、ラップは、止血にも使用しますが、衛星用にも使えます。
断水時お水を使えない時に、お皿にまけば洗わずに繰り返し使えるのだそうです。
次に、持ち手の付いているレジ袋はおむつとして使えます。
レジ袋の両脇をハサミで切って開き、その上にタオルや生理用品などをのせます。
そして、赤ちゃんのお尻をはさんで両脇の持ち手だった部分を結べばおむつに大変身!
他には、ハンガーでフライパンになります。
まず、ハンガーを変形させてフライパンのような円形にします。
そこにアルミホイルをのせて周りをハンガーに巻きつけて出来上がり。
火に近付け過ぎると、アルミホイルが燃えてしまうので注意してください。
実際に震災にあわれた方々のご意見は、とっても有難いですね。
現在、南関東で30年以内にマグニチュード7程度の地震が起きる確率が約70%と言われています。
この貴重なご意見を無駄にしないためにも、しっかり防災対策をしておきたいものですね。